仕事・職場の作品:4件
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パーマネント野ばら
『パーマネント野ばら』の原作者は、人気漫画家・西原理恵子。
2009年は『女の子ものがたり』、『いけちゃんとぼく』が続けて映画化されるなど活躍の場を広げている。西原作品の特徴は、コミカルなタッチながら、人間のどろどろした情念、したたかさを赤裸々に描く部分。この『パーマネント野ばら』でも、「どんな恋でもないよりまし。好きな男がいなくなることが、我慢できない」と、ダメ男に翻弄されながらも、結局はそんな相手にすがってしまう女の悲しい本音が生々しく、そして切なさをもって綴られている。
【ストーリー】
海辺の町に佇む美容院“パーマネント野ばら”。そこは、離婚して一人娘を連れて出戻ったなおこと、その母まさ子が切り盛りしている小さなパーマ屋さん。町の女たちはここに集っては、甲斐性なしの男たちへの不満やグチをぶちまけ合う。なおこの2人の友だち、みっちゃんとともちゃんも男運は最悪。みっちゃんは、浮気と金の無心を繰り返す夫に怒りながらも突き放すことが出来ない。一方のともちゃんは、ギャンブルに溺れたあげく行方不明となった旦那を心配する日々。そんな中、高校教師のカシマとの静かな恋を大切に育むなおこだったが…。
【キャスト】菅野美穂 夏木マリ 江口洋介 小池栄子 ほか
【監督】吉田大八
100分 -
東大を出たけれど 麻雀に憑かれた男
さまざまな聴牌のない人生
東大を卒業したがプロ雀士の道を歩む須田良規本人をモデルにしたコラム「東大を出たけれど」を「グラスホッパー」(原作:伊坂幸太郎 連載:コミックチャージ、角川書店)で巧みな心理描写を描いた井田ヒロトが完全コミック化(全3巻)した作品を原作としている。
多くの原作ファンの要望にこたえる形で12月10日にコミックの廉価版が全国のコンビニで発売される予定である。
実際作者は、東大出身の雀士であり、自らの体験をもとにして、この作品を書き上げた。
雀荘に集まる人々の人間ドラマを、勝負事という一瞬の刹那に委ねる人達を見事に書き切っている。
【ストーリー】東大を卒業し、雑務と接客をこなしながら自腹で麻雀を打つ雀荘従業員(メンバー)になった須田良規(岡部 尚)。
日本の最高学府を卒業したのだからもう少し気の利いた職業があったかもしれない。だが良規は自らが住むべき場所を雀荘の中に見出した。
雀荘には、学生時代の友人である奥村恵(折原みか)、八波泰介(工藤和馬)、瀬川透(島守杏介)や良規行きつけのラーメン店従業員の山ちゃん(宮川一朗太)らが、さまざまな思いを抱きながら訪れる。そこには社会的地位や名誉、資産の有無も存在しない。皆、公平に与えられたチャンスを掴むべく闘うことだけに集中する。そして、その間は忘れることができる。日々の辛苦を、将来の不安や、焦燥を・・・。明日になれば再び日常に戻っていく市井の麻雀客たちを、良規は静かに見つめている。
【キャスト】岡部 尚、折原みか、工藤和馬、島守杏介、笠 兼三、生井優太、河原麻衣、上原奈美、西村正樹、梅田宏、宮川一朗太 ほか
【監督】小沼雄一
64分 -
月はどっちに出ている
恋の迷路で方向音痴。1993年。東京異国籍恋愛。
鮮烈な映像世界で常に日本映画界を揺さぶり続ける崔洋一が、初めて自身の血の問題を素直に、過激に、そして繊細に語った快作。
【ストーリー】多国籍都市・東京。在日コリアンのタクシードライバー・忠男の周囲では、悲劇とも喜劇ともつかない事件が毎日のように起きている。忠男にとっては、遠く離れた祖国や会社の窮状よりも、昨日出逢った生意気なフィリピ―ナを口説く事の方が大事だった。
彼の恋もまた悲劇と喜劇の境界線を迷走するのだが・・・。
【キャスト】岸谷五朗、ルビー・モレノ、絵沢萌子、小木茂光、遠藤憲一、有薗芳記、麿赤児、國村隼、萩原聖人、古尾谷雅人 ほか
【監督】崔洋一
95分 -
パチンコクイーン・七瀬