クライムの作品:4件
-
カオス
夫の浮気の腹いせに狂言誘拐を企てる人妻と、その人妻に翻弄される便利屋の姿を描いた、中谷美紀主演で贈るサイコサスペンス。
【ストーリー】若く美しい人妻から狂言誘拐の依頼を受けた、さえない便利屋の黒田。しかし、その過程で人妻は何者かに殺害されてしまう。その後、その人妻にそっくりな女性、さと美を見つけた黒田は、さらなる危険な犯罪の深みへとはまっていく…。
ホラー映画『リング』で一世を風びした中田秀夫監督が、歌野晶午の『さらわれたい女』を原作に手がけた、タイトルどおりに混沌(カオス)としたサスペンス・ラブストーリー。アルフレッド・ヒッチコック監督の名作『めまい』を連想させる作品でもあるが、企画段階から中田監督は同作を念頭に置いていたのだという。
謎の女、さと美を熱演する中谷美紀と、便利屋に扮する萩原聖人のナチュラルな演技のかけひきも見どころの1つだろう。
【キャスト】中谷美紀、萩原聖人、光石研 ほか
【監督】中田秀夫
104分 -
預言者
カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作、遂に日本上陸!
刑務所を舞台に青年がマフィアのファミリーを築き上げるまでを描いたフィルム・ノワールの傑作!
全くの無学で身寄りのない19歳のアラブ系青年のマリクは傷害罪で禁固6年の判決を受け、中央刑務所に送られてくる。
受刑服に着替えたマリクの耳に最初に飛び込んできたのは断末魔の悲鳴をあげる受刑者の声だった。
その日を境にマリクの6年に渡る過酷な戦いがスタートする。
刑務所の中は、様々な民族や宗教が交差するモザイクの様相を呈していたが、最大勢力のコルシカ系マフィアによって支配されていた。
ある日、マリクはコルシカ・マフィアのボス、セザールに殺しの任務を与えられる。突然の殺しの教唆におののき、これを拒むマリクだが、セザールは指示に従わない者は徹底的に痛めつけ亡き者にしてしまう冷酷な男だった。苦悩の末「任務」を果たすことに成功したマリクは、セザールのグループの手下として使われながら、読み書きを覚え、様々な経験を積んで行く。看守も買収され正義に頼ることが許されない世界では、生き延びる為に全てを「学ぶ」しかない。
次第に闇世界の「ビジネス」を学ぶ中で、マリクは堀の中で知り合ったリヤドと友情を育むが、暫くして彼がガンに侵され余命幾ばくも無いことを知る。刑務所の中で徐々に独自の人脈を築いたマリクは、彼自身の計画を密かに進めて行く。そんな最中、ボスのセザールはマリクにある重大な命令を下す。
一時仮出所して、命令を見事に成し遂げたマリクにセザールは全幅の信頼を寄せるようになる。一方リヤドから妻と息子を託されたマリクは、自らの力で生きて行くべく、セザールの下を離れる決断をする。
6年間の刑務所での「学び」の末、マリクは「新たな家族」と「ファミリー」を携え、外の世界へと旅立っていく。
【キャスト】タハール・ラヒム、ニエル・アレストリュプ、アデル・ペンシュリフ ほか
【監督】ジャック・オーディアール
日本語字幕 -
今昔ヤンキー伝説 パンチ!!
父親の転勤で生まれ育った町に戻ってきたヒロ。そこでは毎日のようにヒロの幼なじみマサと、一帯を支配しようとする不良グループ・河島暴蘭との小競り合いが繰り広げられていた。
町で河島暴蘭のメンバーに追われているマサと偶然にも12年ぶりの再会を果たしたヒロは、中部では“ワンパンのヒロ”と呼ばれる喧嘩の猛者で、中部暴蘭との抗争の過去から、河島暴蘭のヘッド・影山から目をつけられる。
マサはそんな権力闘争には全く興味がなく、河島暴蘭の仕掛けてくるちょっかいを適当にあしらっていたが、ある日、マサの連れ・ウメとその弟・守がメンバーにボコボコにやられてしまう。
堪りかねて、河島暴蘭のたまり場に乗り込み「天下なんて興味ねぇ」と伝えるマサとヒロ。しかしそれが逆に影山の闘争心に火をつけてしまう。
ヒロと因縁をもつ暴蘭本部の新庄を助っ人に迎え、見境ないやり方でマサとヒロを潰しにかかる影山たち。ついにはマサの妹で、ヒロの初恋の相手でもある美咲を誘拐し…。 -
STRAY SHEEP
近年まで検挙率が高く優秀とされていた警察組織。その検挙率の高さには極秘の理由があった。終戦後、アメリカの指導のもと、国家の復権と民主主義定着のためにあるプロジェクトが組織された。そのプロジェクトはRJ10と呼ばれた。RJ10は国民に警察権力を誇示する為に、国家をあげて作られた犯罪集団であった。
山道を砂煙をあげて走る一台の車。栄太郎とRJ10の監視役グランドは、最後の任務を終了して充実感につつまれていた。事務所にたどり着いてみると、先に戻っているはずの仲間たちがいない。違和感をかんじつつ、仲間を探す栄太郎に突然一発の銃弾が発砲される。仲間だと思っていた備前・エリ・田八に裏切られた栄太郎だが、彼らもまた栄太郎とグランドに裏切られたと思い込んでいた。